☆飼育心得

LastUpdate:2003/04/06

 

マタマタの飼育を考えてる方へ・・・・


マタマタはホントに動かないカメです.

マタマタは最も飽きやすいカメとして世間では
言われてるくらい不名誉なカメです.

ミドリガメやゼニガメの様に簡単に飼育は出来ないかも・・・.

ハッキし言って,色んな事に神経使います.
ハッキし言って,お金もかかります.
ハッキし言って,マタマタユーザーが少ないため情報交換が困難です.

それを理解したうえで,飼育を初めて頂きたいです.



注意
あくまでも私の経験&自己流で述べさせて頂きます.
人間と一緒で十人十色.マタマタも十匹十色と同じですからね....

 さぁ準備しましょう!!

  1. 意思確認.
  2. まずは個体(マタマタ)を探しましょう〜♪
  3. 飼育環境を考えましょう.
  4. お水を作りましょう.
  5. 個体(マタマタ)を入れましょう〜♪
 

1. 意思確認.

もしアナタが一人暮らしをしているとするなら全然問題ない話です.っが,家族や恋人と同居してる場合はマタマタを購入する前に一度,同居してる人に相談した方が良いでしょう.マタマタを見たことのない人なら一度見せて同居人の意思確認はした方が良いかと思います.やはりマタマタの見た目って賛否両論で嫌な人は見るのも嫌みたいです.簡単に言えばアナタが見たくもないペットと同居する事になったら良い気持ちはしないハズです...さぁ皆の意思確認から始めましょう〜♪

. まずは個体(マタマタ)を探しましょう〜♪

まず大切なのは状態の宜しいマタマタ探しです.せっかく飼育をするなら元気なマタマタを探しましょう!って言っても基本的に動かないカメなので,どのマタマタが調子良いか分かりませんが・・・・・.(^_^;) 参考程度にマタマタにはオリノコ水系とアマゾン水系の2タイプ存在してます.希少価値があるのはアマゾン水系のベイビーだそうです.殆ど入荷されないらしいです.詳しくはショップの人に聞くのが一番です.結構,高い買い物なんですよ.マタマタって!ま,ハッキし言ってマニアック的な存在のマタマタは,あまりペットショップでは見かけません.ネット購入も宜しいかと思います.ちなみにウチのマタマタはネットで購入しました.とても親身にご説明してくれるペポニ(リンクしてます.)はオススメです.飼育し初めてからのトラブルにも頼りになる お店の存在は大切ですので,お店はしっかり選びましょう!


. 飼育環境を考えましょう

これだけは必要なモノ&あると便利なモノ

★水槽
絶対に大きめの水槽をオススメします.本来マタマタは広大な大河川のワンドのような所を泳いで点々と移動するのが生活史らしいです.それに狭い水槽だと水換え頻度もUPします.ウチは90cmの水槽でも毎週水換えはしてます.マタマタって皮膚がポロポロ落ちて結構汚れる時は汚れるんですよ....
★濾過装置
濾過装置も大きめでパワーがある濾過装置をオススメします!!水槽とセットで売っているものもありますが それでも問題は無いデス.初心者の場合は手入れが楽な外掛け式の濾過器でもOK!濾過能力も悪くは無いらしいデス.そして水流は必ず作りましょう!水流がマタマタの脱皮の手助けとなります.
★ヒーター
まずヒーターには個体の火傷防止のため,ヒーターカバーを付ける事をオススメします.あとは水量にあったヒーターを買って下さい.300Wのヒーターを購入するのが無難ですね.サーモスタットを使い温度設定を出来る様にしましょう〜♪基本は26℃〜28℃がベストです.固定式だと水量によっては設定温度に達してない場合があります.要注意です!!ちなみにヒーターの寿命は1年くらいらしいです.関係ないですけど冬場の電気代は気になるんですよね....トホホ...(T0T)
★水温計
基本的に26℃〜28℃の水温を心掛けましょう〜♪
★ブラックウォーター
マタマタには植物成分の入っている水が良いらしいです.
ウチでは水に人工のブラックウォ―ターの元を入れてます.
★底砂
ウチは底砂を敷いて底面濾過を組んでます.見た目もキレイかと思います.
しかし水換え頻度がUPしますので要注意です..
★水槽のフタ&保温マット
冬場は水温保持のため水槽のフタや保温マットはあった方が良いです.
電気代の節約にもなります.
★その他
・お掃除には自動で水を吸い上げてくれるモノをオススメします.水換えがとても楽になります.
・流木などを置いて隠れ場所も作ってあげると1日そこにいます.
・餌用の水槽.生きた新鮮のエサをあげましょう!生きていた方が捕食の際もスリリングです.
・マタマタを育て続ける愛情.

. お水を作りましょう.

★水槽などを洗いましょう
まずは,水槽・濾過装置・ヒーターをキレイに洗います.間違っても洗剤で洗わない事!
アクリル水槽などの場合は傷がつかない様にスポンジなどでキレイに洗いましょう.
★ヒーターと濾過装置をセットします
濾過装置をセットします.そしてヒーターはセンサーから極力離した場所に設置しましょう!
結構 忘れがちなのは この時,決して電源は入れないこと!!
ヒーターはなるべく水流の起こっている場所に置くのがベストです.
熱が水槽内に程良く伝わります.
★お湯を入れます
電気代の事を考え最初からお湯を入れましょう!しつこいかも知れませんが,
適温とされてる26℃〜28℃を心掛けましょう〜♪
★さあ完了だ〜♪
お湯が入ったら、水温計をセットし,ブラックウォーターを応じた分量分入れます.
カルキ抜きも少々.ちなみに私は結構テキトーに入れてますが・・・.(笑)
最後に,ヒーター+濾過装置の電源を入れて完了です.

注:流木を入れる方はこの間に灰汁抜きをしておいた方が宜しいです.
注2:水は弱酸性を心掛けましょう.テストペーパーなどでチェックできます.
 

 

. 個体(マタマタ)を入れましょう〜♪

★や・さ・し・く・ね★
優しく静かに水槽に入れてあげましょう.初めての環境にオドオドすると思いますが最初だけです.
30分もすれば動かなくなります.(笑)

この日1日は,エサやりも控えましょう.
新しい環境に慣れて貰う為にストレスを与えず,そっとしておきます.
 
 

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