☆飼育方法

LastUpdate:2003/04/11

 

マタマタの飼育は愛情を持って!!



マタマタとの出愛いは2002.9.21でした.
ひょんなとこからマタマタの存在を知り,それ以降 頭の中はマタマタだらけ・・・・.

まだ初心者の私ですが飼育方法を紹介します。

注:あくまでも自己流での飼育のため間違ってる事があるかも知れません.


☆ STEP1 ☆ 飼育の いろは

もし水槽の置き場が確保できるのなら広めの水槽を用意しましょう.マタマタは成長していく上で皮膚の脱皮を繰り返します.ってか,ほぼ毎日の様に皮膚がポロポロ落ちてます.これは水質汚染の原因です.水槽が狭いと換水頻度も増えます.なるべく広めの水槽で飼育して水換頻度を減らす様に努力・努力・努力です.初めてマタマタの飼育を始める方で何を購入して良いか分からない方は,よくペットショップで売っている濾過器&ヒーター&カルキ抜き&照明器具などの熱帯魚飼育セットみたいなのを購入しても良いでしょう.4点セットとか8点セットとか10点セットなどいろいろありますが,セットの中に濾過器&ヒーター&カルキ抜きが入っていれば基本的に飼育は始められますよ.水温は26℃〜28℃で設定します.水深は首を伸ばして呼吸が出来るくらいで設定しましょう.水流を作ることも忘れずに...脱皮の際に手助けとなります.あまり動かないカメですので上手く脱皮が出来ない様な気がします.ウチの個体は良く水流の前にいる事が多いです.

<<私の見解>>
底面に粗めの砂利を敷くのはオススメ出来ません.何故かと言えば水換えの際に時間が掛かるからです.私も飼育当初は底面に砂利を敷いてましたが水換えの際には時間&労力をかなり費やしていました.底面の砂利を半分にしただけで水換えの時間は短縮する事が出来たと感じています.マタマタを飼育している人で底面に砂利を敷いてる人は少ない様に感じます.

<<STEP1のおさらい>>
飼育する上でホントに最低限必要なのは@水槽A濾過器Bヒーター
そして最低限の知識は....@水流を作る.A水温は26℃〜28℃で設定.



 ☆ STEP2 ☆ エサをあげる

マタマタは基本的に活きエサを好みます.市販されてる配合飼料でも根気強く与えれば食べてくれるそうです.しかし,実はマタマタのエサになる魚に配合飼料を食べさせてそれをマタマタに与えれば殆ど同じ効果になるそうです.一番気を付けて頂きたいのはエサの単色.例えばメダカだけ与え続けたりするとかetc....エサの種類が少ないと個体への栄養が偏ってしまい栄養障害になってしまいます.逆にエサの種類が多ければ多いほど栄養障害にはなりにくいと言われてます.色んなエサに挑戦してみるのも楽しいかと思います.オススメのエサはビタミン含有量が多いドジョウです.ドジョウを冷凍保存してるマタマタユーザーもいる程です.(私も含め)  オススメ出来ないエサはサイアミナーゼ(ビタミンB群破壊酵素)が多く含まれている, 金魚・ワカサギ・アユ・海産魚介類です.

1回に与えるエサの分量として目安は未だに分かりませんが,個体が大きくなればなるほど毎日エサを与えなくて良いです.逆に幼体期にエサを与えすぎて肥満になり,臓器などへの脂肪沈着により☆になってしまうのが突然死の原因のようです.マタマタは基本的に動かないカメですので運動不足になりやすいです.一度多めにエサを与えて残したら次から少しづつエサの量を減らしていくのも1つの手です.ちなみに食べ残した活きエサが個体への精神ストレスになる場合があるそうで水槽に入れて置かない方が良いみたいです.参考程度にウチのはまだ小さいので3日に1度の割合でエサを与えてます.

<<私の見解>>
私はマタマタに与えたエサの量を記録してますが,そこまで慎重にならなくても宜しいかと思います.糞の頻度や量を見てエサの量をを与えてみましょう!!もし活きエサを食べない時は少しの間だけ絶食させるのも手です.(餓死しない程度にオネガイします...)

<<STEP2のおさらい>>
@単色させずに色んなエサのバリエーションでエサを与えましょう!Aエサの与えすぎには注意しましょう!B糞の頻度&量を見てエサの分量を判断しましょう!Cオススメのエサはドジョウです.D活きエサを食べない時は絶食を!!




☆ STEP3 ☆ 水換え〜♪(お掃除)

こまめに水換えはしましょう.マタマタは弱酸性の水を好みます.(カメだって汚い水の中での生活は嫌に決まってます.) ウチの場合,週に1度は水換えをします.自動で水を吸い上げてくれるのをオススメします.そして月に1度バケツに水槽の水2/3を マタマタと一緒に移し,濾過装置(外部フィルター)や底砂の大掃除をします.水槽はスポンジで洗い周りに付いたアクなどを取ります.濾過装置(外部フィルター)は水道水で洗わず,バケツに移した時に水槽に残った水で軽くもみ洗いをするだけにします.せっかくのバクテリアが死んでしまうらしいです. 底砂の掃除はバケツとザルを使い,お米を研ぐように洗います.汚れの一番の原因は皮膚の脱皮です.あとは糞の掃除も忘れずに!っと言ってもウチのマタマタは月に1度しか糞をしません.(便秘気味?!)

特に冬場の水換え時に気を付けているのは,水換えした後の水温です.水換え前の温度と極力同じ水温にしてから個体を入れてます.また,ヒーターのセンサーを外に出しっぱなしのままヒーターをONにしたり,ヒーターをONにするのを忘れてOFFのままだったり...ヒーターに関する事故はマタマタの生死に関係してくる時もありますので気を付けてます.

<<STEP3のおさらい>>
@水換えは週に1回.水槽の1/3を行なっています.A月に1回は濾過装置(外部フィルター)や底砂の大掃除をしています.B水換え後の水温に気を付けましょう.Cヒーターの事故には気を付けましょう.D水は弱酸性を心掛けましょう.



 ☆ STEP4 ☆ 最後に....

結局のところマタマタの飼育には最後まで愛情を持って接する事が一番です.
『好きこそモノの上手なれ』ですね〜♪
皆様の素晴らしいマタマタLIFEを心から願います.

TOP