☆☆☆『突然死』→『必然死』☆☆☆ |
LastUpdate:2002/09/13 |
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下記の文章は私宛に送られてきたメールを引用させて頂いてます. 1匹でも多くのマタマタを☆にしないためにも..... マタマタの飼育を本気で考えてる方は是非一度お読み下さい. |
マタマタの突然死、というのは私もよく耳にしますが、 素人目には「突然」に見える死も、専門の獣医などで調べれば それが「必然」であることが判ります。言い変えれば何某かの 理由があるわけで、「ちゃんと飼っている」のに「突然」死んだと いうのは「ちゃんと飼えて」いなかったのにそう思い込んでいた、 飼育者のミス、責任だと思います。 ・金魚の単食、海産魚類によるサイアミナーゼの影響、 カルシウムミネラルの不足、ビタミンの不足、薬剤の影響、 塩分の影響。「突然死」の理由としては基本的にはこの給餌内容に よるものが大半でしょう。サイアミナーゼはビタミンB群破壊酵素で、 金魚・ワカサギ・アユ・海産魚介類に多く含まれます。 反対にドジョウなどはビタミン含有量も多くオススメできるエサです。 そのほか考えられるのは、 ・あまり動かないことによる「飽き」からくる換水頻度の減少。 ・他種との混泳による競合からくるエサ不足。長期的餓死。 精神的ストレス。スローイーターであるマタマタは他のプレデター系 とは一緒にしないほうがいいです。 ・狭い水槽での飼育下運動不足状態に見合わないエサの与え すぎからくる肥満。臓器への脂肪の沈着もあるでしょう。 広大な大河川のワンドのようなところを泳いで点々と移動する 生活史らしいです。 マタマタを大きく育ててる方は、捕獲した各種淡水魚をふんだんに メニューに加え、広めの水槽で単独飼育し、水質にも気を配って オーバーパワー気味の濾過器を付けてマメな換水を心がけて飼育 しています。見た目からしてカンタンに飼えそうっぽいのですが 決して簡単には飼育できないです。 最後に栄養障害などの影響が出るのが2〜3年後とかですから 長期飼育となると日常の気遣いが必要です。 |